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シールオンラインの2サバで大好評活躍中のモモ組のブログなのです


by shiroyagi25
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愛と勇気のシロヤギが漫画ソムリエになた!


「あずま」と聞いて「きよひこ」を思い浮かべるか「ひでお」を
思い浮かべるかで、その人の漫画レベルが、わかりますヨ!
「みきひさ」のほうが浮かんだ人は、漫画修行が足りませんヨ!
あまつさえ「はちろう」が浮かんだ人は、処刑!

いえっへー! 愛と勇気の僧侶シロヤギですヨ!
ちょと、お久しぶりのお友達からご連絡をいただいたので
がぜんブログ運営をヤル気になたシロヤギですヨ!
…と言いつつ、ちょと間が空いてしまいましたヨ!

さてさて、今回は予告どおり漫画ソムリエシロヤギの
チョーおもしれー漫画大紹介ですヨ!
今回、どの漫画にするかシロヤギは、ちょー悩みましたヨ!
ちょーですヨ! ちょー!
悩みに悩んだ末に決めた、その漫画とは!
心して読むと良いですヨ!

さて、漫画ソムリエシロヤギが最初に選んだ、その記念すべき漫画は
週刊モーニングにて大好評隔週連載中の「へうげもの」!
「へうげもの」と書いて「ひょうげもの」と読みますヨ!
だいたい「おもしれーヤツ」という意味ですヨ!
あと「カブキ者」にも近いかもですナ。
シィルツいちのオモシロ僧侶のシロヤギとしては取り上げざるを得ない
作品ですヨ!

内容は、激動の安土モモ山時代を生き抜いた実在の武将古田織部の
生きざまを描いた戦国モノなのです。これが、ちょー面白い!
ちょーですヨ! ちょー!

戦国モノだからといって、戦って勝ってオレ様つえーみたいなだけの
漫画ではありませんヨ!
日本の文化を支える、わびさびとカブキがいかにして形成されて
いったのかが笑いと涙を交えながら描かれる、非常に文化的な
漫画なのです!
その上、戦国モノ大好きっ子も大満足の戦国ウラ話も満載ですヨ!

家康が信玄との戦いに負けてウンコもらした(実話)ときの絵の話!
細川元首相とそっくりに描かれた細川藤孝(先祖)!
信長の宴に招かれた家康(田舎者)が豪華な料理に激怒した話!
信長配下の黒人武将弥助(実在した)の話!
そして、信長暗殺の影には、なんと千利休(とんちの人。ウソ)の謀略があた!

…などなど、戦国武将のお話が、お好きな人にはたまらない内容に
なているのです!

それだけでは、ありませんヨ!
戦国武将たちの死生観や行動原理が、魅力たっぷり個性たっぷりに
描かれるのです

死にゆく信長の美しいまでのバカバカしさ!
おのれの欲のためには人の心を捨て、鬼となる秀吉のすさまじさ!
侍とはナニ者かに、こだわり続けた家康の愚直さ!
そして、死に際してもなお自らの生き様を貫こうとする光秀の潔さ!

特に光秀の最期は、彼がただの裏切り者ではなく、民のために生きた
真の侍であったと描かれるのです。

光秀の最期の晩餐の際の配下のセリフ「(光秀の作ったみそ汁がなぜか
甘く感じる。なぜなら、それは)花の蜜が混ざったからではない……、
心が甘う感じるのです」は、光秀を心から慕う配下の愛が伝わり、心を
打ちますヨ!

そして、光秀の死に際のセリフ「下の句など蛇足……」は、わびさびの
頂点にいた光秀というひとりの男の最期のセリフとしては、まったく
サイコー! としか言えねーのです!

そんな魅力ある武将たちの中を主人公、古田織部はまったく輝きを
失うことなく、自らの道「へうげもの」として生き抜いてゆくのです!
あと、心労を重ねる光秀の白髪が、少しずつ増えていくところの描写の
芸の細かさなんかにも脱帽なのです。

まだまだ連載中なので、この先の期待も込めての堂々の
「シロヤギ漫画十作」入りですヨ!

お、このコーナーは評判が良ければシリーズ化しますヨ!
そして、モモ組ブログを盛り立ててゆくのです!
ふはははは! モモ組は永遠に不滅なのです!

でわー!

 ※吾妻ひでおの名字は「あづま」と書くというツッコミはナシの方向で
  お願いしますヨ!
by shiroyagi25 | 2007-03-27 04:31 | シロヤギ漫画道場